ボルゾイ暮らしトコトコ新聞2024

元祖「福犬」ボルゾイの故「エルミナ」、二代目福犬駆け出しの故「ディアナ」、三代目保護ボルの「かのん」と、飼い主の日常です。

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 1日遅れになってしまいましたが、東日本大震災当日から三日後まで、パソコンに残しておいた覚書をコピペしてみました。
エルミナ地方は停電はなかったものの、ガスが大揺れで自動停止(個人でリセット後復旧)、水道は二日ほど止まりました。

 当時はまさかあんなに大きな地震が起きるとは全く考えておらず、ろくに備蓄をしていなかったので、飲料水やペットフード等の買い置きがなく、チャリであちこちのスーパーをハシゴすることになりました。
中でも困ったのが燃料やガソリンで、3月でそろそろ灯油の買い置きは一缶でいいかと思っていたら、震災後燃料が全く入ってこなくなり(これは当時の民主党政権が、新潟県と茨城県まで来ていた燃料を積んだ貨物列車を、福島県の手前で止めていたせいだったとのちに判明しました。←これだけでも、末代まで恨むわ!)、寒い中暖房がホットカーペットだけ(エアコンはあったけれど、原発事故の影響で使えなかった。)という、悲惨な状況になりました。

 スーパーも震災翌日から営業していたものの、ほとんど商品はなく、2ちゃんねるのローカル板とTwitterでの搬入情報を目ざとく見つけ、開店前にチャリで駆けつけて並んで買ったりしてました。
特に牛乳とパンはなかなか手に入らず、震災後一週間くらいに、山崎パンの配送トラックを初めて見つけた時は、本当に嬉しかったのを覚えています。

 (二代目デコっぱ@ディアナは震災当時1歳前の食べ盛りだったのに、なかなか食べ物【ドッグフードや犬おやつ類は、震災の翌々月まで品切れ状態。】やフードが手に入らず、ひもじい思いをさせてしまったことが、今でも心残りです。)


3/11覚え書き。

昼前に買い出しを済ませ、ディアナの散歩とおやつを終えて、Windowsを立ち上げ仕事を始め、しばらくしてぐらっと大きな揺れが。
ディアナはその少し前まで噛み噛みおやつと格闘、食べ過ぎるとおなかを壊しそうなので取り上げた数分後にぐらっと来た。
すぐに揺れが尋常でない(立っていられないほどの横揺れが長く続いた。)ことに気づき、犬にリードをつけ、フード、フードボール、お散歩バッグ(ペットシーツ他入り)と、お財布をトートバッグに入れ、一旦外へ出てディアナを保定。
(このあたりでにわか雪が吹雪になり、待たせていたディアナは少しの間で雪まみれになっていた。)
携帯だけ見つからず、ものが崩れて山になっているPC部屋を漁り、二往復目(その間にも大きな揺れが何度もあり、ディアナが腰を抜かしていたのでフォローのため。)でやっと見つけて徒歩一分の公園へ犬連れで避難。
(ディアナが非常に大人しくしてくれたので、揺れが収まるまで公園でしばらく過ごす。)
時折立っていられないほどの大揺れが来る中、午後4時過ぎまで公園と自宅を行き来し、その後ディアナの気分転換を兼ね、近くのコンビニまで散歩に出かける。
途中、石塀が数メートルに渡って倒れている家や、外壁や瓦が落ちている家が何軒かあることに気づく。
5時過ぎに緊急避難で自宅待機となったダンナが戻ってきて、取りあえず一階のリビング/台所/和室を片付け、今晩の寝場所を作る。
(二階は本棚の本が全て散乱、寝室では本棚が全壊という凄まじさで、手がつけられず。)
ライフラインは、電気/ガスは正常だけれど、水が出ない。
人用には買い置きのペットボトルウーロン茶があるけれど、犬用の水がないので外の水道が出るという前のお宅でやかん一つ分分けてもらう。
夜になっても大きな余震が続き、着の身着のまま(灯りとテレビは点けっぱなし)、少し寝ては起きるという状況のまま朝を迎える。

3/12

ダンナが会社の片付けに行くというので、その前に水だけ買ってこようと朝早く出かけるも、コンビニは閉店、自販機も水やお茶類は売り切れ状態。
たまたま出会った顔見知りの酒屋さん(3/11の地震で店内には壊れた瓶類が散乱状態。)に訊いてみると、水はないけれどポカリの500mlペットは残っているというので、2本購入し帰宅。
ダンナ出勤後、ディアナの状態を確認しながら、近所のスーパー&ドラッグストアを巡回。
殆ど長い行列が出来ている店ばかりなので、諦めて家から遠目のドラッグストアに行ってみると、店内はめちゃくちゃながら営業中で、急ぎ犬にも飲ませることの出来るイオン飲料、麦茶、人用のウーロン茶(計2リットルのペットボトル5本。火事場の馬鹿力。)とカップ麺をいくつかGET。
家に戻ると、ダンナがアルカリイオン水を6本(うち2本は、前日水をお裾分けして戴いたご近所へお返し)買って帰宅してました。
その後軽く食事を済ませ、凄まじく散らかった(台所には割れた食器やガラスが散乱。)それぞれの部屋の片付けをする。
(この時点でもまだ水は出ない。)
夕方になっても断水が終わらないようなので、水用のタンクを購入に出かけると、ホームセンターは閉店中(スーパーはちゃんと営業しているのに、エラい違い。)。orz
しょうがないので朝行列の出来ていたドラッグストアに行き、お茶や食料品、ディアナの緊急用のフードを購入し自宅へ戻る。
暗くなった頃にやっと水道が復活(それでもちょろちょろ程度)したので、やかんなどに溜めブリタで浄化し、犬用の飲料水にする。
夜になっても相変わらず余震が続き、この日も服を着て眠る。
(この日はローカルFMを点けっぱなしで眠りました。)


【twilog】
3/11

第一波の大きな揺れで、ディアナにリードをつけ、ドッグフードと犬の食器、お財布を持ち、ものが飛んでくる中外に避難。
が、携帯を持っていなかったことに気づき、ディアナを外(吹雪いてた!)に保定し、揺れの続く中自宅に戻り、散乱するものの中から携帯(とディアナの服)を探して脱出。
そのまま徒歩一分の公園に避難し、大きな揺れが収まるまで一時間以上そこで待機。
(ディアナが大人しかったので助かった。)
日が暮れてかなり寒くなったので、一旦自宅に戻ろうとするも、最初の揺れが相当らしい怖かったディアナは家に入ろうとせず。
そこへ仕事を切り上げて帰ってきたダンナが戻り、ディアナをなだめながら家に入る。
リビングの一部を除き、家の中は洗濯機でかき回されたような状態に。
取りあえず犬連れでは避難も出来ないので、自宅で眠るためのスペースを作ろうと、余震が続く中一階の片付け(二階は更に滅茶滅茶)を開始。
幸い電気とガスは使えたので、テレビを点けっぱなしにし、何とか眠れるぐらい空けたスペースで、人ふたり(いつでも外に出られるように、服は着たまま)と犬一頭で休む。
断水で人はともかく、犬の水は確保しなければならず、翌日買える店があったら買っておこうとダンナと話す。
(立てないほどの揺れの中、犬にリードをつけ、トートバッグに食器とフードを入れ、お財布【携帯はPC側に置いたまま、第一波の揺れの中ディアナを庇うため移動したので、大揺れで行方不明に。】を持ち、身支度し家に鍵をかけ、避難出来た自分に拍手。)


3/12

朝ダンナが会社(の片付け)に出かける前に、コンビニで水だけ買っておこうと出かけてみるも近くのコンビニは閉店。
一旦家に戻り、片付けの続きをしてから、近所のスーパー&ドラッグストアをはしごし、お茶や犬でも飲める麦茶などをまとめ買いする。
昼過ぎに戻ったダンナ(アルカリイオン水6本GET)と、水用のポリタンクを買いに出るもホームセンターも閉店中。(困)
仕方がないので、朝は行列で入れなかったドラッグストアに立寄り、イオン飲料他を買って帰宅。
夜水がちょろちょろ出るようになった。
3/12の夜も頻繁に大きな余震が続いていた(+福島第一原発の爆発事故が気になり)ので、FMを点けっぱなしにして休む。
ケージで寝ていたディアナは、夜中の余震に驚きソファーへ移動したまま、朝まで眠る。(おなかピーは11日のみ。)


3/13

3/13も続く余震の中、食料の買い出しや片付けを続ける。
(ネット/電話はいまだつながらず。)
揺れた二階は一階以上にめちゃめちゃになり、本棚一つがまっぷたつに壊れ、もう一台も足部分が折れ、散らばった本で足の踏み場がない。
(その場に居たら圧死確実。)
そうこうしている中、ちょろちょろな水の量が少しずつ増えてきて、汲み置きしようとお風呂に溜めることに。
今日になったら余震が少し減ったような気がするものの、時々大きな揺れが来る(その度ディアナはケージに緊急避難。)ので、いまだ油断出来ず。



 こちらは、3月11日に福島県各地で開催された、東日本大震災の追悼と復興を願う行事の数々です。
発災から13年、311を知らない子供たちも増えてきている中、当時をどう伝えていくかが、今後の課題になっていくと思われます。

あなたよ...安らかに 東日本大震災から13年、次の復興への一歩 福島民友新聞社/みんゆうnet(以下、画像も転載)

あなたよ...安らかに 東日本大震災から13年、次の復興への一歩
2024年03月12日  

311
東日本大震災と能登半島地震の犠牲者を悼み黙とうする参加者や来場者=11日午後2時46分、Jヴィレッジ

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から13年の節目を迎えた11日、県内各地で関連死を含めて4000人を超える犠牲者の追悼や被災地の復興を願うさまざまな行事が行われた。巨大な揺れと津波によって家族や知人を失った人たち、地域再生に奔走する人たち、そしてあの日を経験していない子どもたち。それぞれの思いを胸に、県内は静かな祈りに包まれた。

 震災発生時刻となった午後2時46分、県内各地で黙とうがささげられた。復興のシンボルとして子どもたちの歓声が響くJヴィレッジでは、多くの家族連れらが目を閉じ、手を合わせた。開催された追悼と復興を願うイベントには、1月に発生した能登半島地震で被災した石川県の高校生らの姿もあった。

 発生から13年が経過した今もなお、2万6277人(2月1日現在)が県内外で避難を続ける。7市町村に残る避難指示も解除のめどは立っていない。

 ただ復興は着実に前進を続ける。昨年は帰還困難区域のうち特定復興再生拠点区域(復興拠点)の避難指示が全て解除され、本格的な復興に向けて動き出した。創造的復興の中核として期待される福島国際研究教育機構(エフレイ)が開所、移住者や新規就農者が最多となるなど復興の取り組みが形になりつつある。

 一方で課題は山積する。第1原発では廃炉の試金石となる溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的取り出しが控え、昨年8月に始まった処理水の海洋放出や除染で出た土壌の県外最終処分に向けた議論の行方は本県の未来を左右する。復興が進んだことで新たな課題も顕在化し、人口減や地域コミュニティーの再生など、次なる困難に直面する被災自治体もある。

 全国で自然災害が相次ぎ、1月に発生した能登半島地震では、石川県を中心に多くの避難者が自宅に戻れないでいる。県内でも震災を経験していない世代が増え、いつか来る災害のため、記憶や教訓をいかに次世代につないでいくかも問われている。

 福島市で開かれた県主催の東日本大震災追悼復興祈念式では郡山高合唱部による献唱などが行われ、県内遺族を代表して浪江町出身の鍋島悠輔さん(20)が追悼の言葉を述べた。「震災の教訓を活(い)かし、決して忘れないようにしていかなければなりません」。本県は次の復興への一歩を踏み出す。


 アニコムさんが能登半島地震で迷子になっている、ペットの捜索を支援するとのことです。



 こちらは、被災時に自宅に止まる「自宅避難」のための、100円グッズでも出来る防災対策の記事です。
我が家は2階寝室の180センチ越えの背の高い本棚が東日本大震災(震度6強)で倒壊、その後転倒対策機能付きの似たような本棚を買い直したものの、2021年と2022年の福島県沖震源最大震度6強の地震でこれまた倒壊し、同年スライド式(高さは1メートルほど。)の重い本棚に買い換えました。

 寝ている時に大地震が起きる可能性もあるので、寝室には上記の本棚と2022年の地震で壊れて(本棚の直撃を受けて壊れた。)買い直した室内干ししかないのですが、次に震度6以上の大揺れが来たら、家の方が危ないかも……と思っています。(滝汗)

【被災時に自宅にとどまる・準備編】家具の転倒対策は100円グッズでも可能 電気・ガス・水道は“10日間止まる”と想定して備蓄を NEWSポストセブン(以下、画像も転載)

【被災時に自宅にとどまる・準備編】家具の転倒対策は100円グッズでも可能 電気・ガス・水道は“10日間止まる”と想定して備蓄を

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100円グッズなどでもできる家具などの転倒防止

 今年の元日、石川県・能登半島で最大震度7を記録する地震が発生。これにより、県内の7000人以上がいまだ避難所生活を強いられている(2月中旬時点)。たとえ地震では生き残っても、ストレスなどによる災害関連死で亡くなるケースも徐々に増え、その後に長く続く避難所生活の過酷さやさまざまな問題が浮き彫りになってきている。そこで“自宅で避難”をするための基礎知識を探った。【全3回の第1回】

目次

■「避難所へ行けばなんとかなる」は甘い

まずは事前に自宅の耐震確認を
電気・ガス・水道は10日間止まると想定
「避難所へ行けばなんとかなる」は甘い

「能登の避難所ではプライバシーを保つためのパーテーションや簡易ベッドが不足しています。床にシートを敷いただけの環境では、被災者の健康は守れません。こういった環境整備の問題は、30年前から改善を求められてきたにもかかわらず、まったく対処されていないことが、今回の地震で明らかになりました」

 とは、1995年の「阪神・淡路大震災」で避難所生活を経験した防災士の稲垣暁さんだ。

 こういった状況を踏まえ、マンション防災士の釜石徹さんは、「自宅が全壊、半壊するなど住めない状況でない限り、避難所に行くべきでない」と語る。住み慣れた自宅で家族やペットと過ごせる「在宅避難」は、災害関連死を予防するなどのメリットもあるという。

 全国の指定避難所は8万2184か所(令和3年の内閣府調査)だが、これは充分な数ではなく、そもそも多くの人が避難所に入れない。避難所へ行けばなんとかなる、という考えは甘い。安全な在宅避難の方法を一緒に考えたい。

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100円グッズなどでもできる災害対策

■まずは事前に自宅の耐震確認を

「在宅避難を可能にするにはまず、自宅の耐震性と地盤状態のチェックが必要です」(前出・稲垣さん)

 戸建て、マンションともに1981年6月以降に建設申請を行った建物については、新耐震基準を満たしており基本的には安全といえる。

 ただし木造住宅には2000年6月に定められた新たな基準が存在する。

 築年数が古いなどの理由で、自宅が耐震基準に見合っているか心配な場合は、専門業者に依頼して耐震診断を行い、耐震工事をしておいた方がいい。

 とはいえ、耐震化の診断・設計・工事は高額になるケースも多いので、補助金制度を設けている自治体も多い。事前に相談窓口へ問い合わせてみよう。

 地盤については、自治体が公表している「ハザードマップ」で確認できる。居住地域の液状化の可能性や、大規模火災の危険度を改めてチェックし、その上で対策を考えておきたい。

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在宅避難のために用意しておくべきものリスト(10日分)

■電気・ガス・水道は10日間止まると想定

 自宅の耐震性と地盤を確認したら、家具の転倒・ガラス飛散の防止対策を。

「建物が無事でも、家の中がめちゃくちゃな状態では在宅避難は不可能。けがを防ぐためにも事前の準備が重要です」(前出・釜石さん)

 防災士の草野かおるさんによれば、耐震ラッチ以外は100円ショップのグッズで対策できるとのこと。併せてライフラインが止まっても自力で賄える分の備蓄も必要だ。

「ガスや水道より早く復旧するとされる電気ですら、これまでの大地震で、10日間は使えないケースがありました。一般的に備蓄品は災害発生から3日分の用意が推奨されてきましたが、これからは、10日分は用意しておいた方がいいと思います」(釜石さん)

 家族構成で備蓄の量や品目は多少異なるだろうが、食料や水、トイレの代替品、カセットコンロは必須品目。掲載のリストをもとに準備しておこう。

【プロフィール】
稲垣暁さん/防災士・社会福祉士。沖縄国際大学非常勤講師。1995年に「阪神・淡路大震災」を経験。現在は自身の被災体験をもとに防災啓発、被災地支援活動に取り組む。

釜石徹さん/マンション防災士。災害対策研究会主任研究員・事務局長。独自に考案した「マンション防災スマートシート」が内閣府主催のジャパン・レジリエンス・アワードなどで優秀賞を受賞。全国各地の自治体や主要官庁などで防災講演などを行う。

草野かおるさん/防災士。自治体などで16年にわたり防災活動にかかわったことがきっかけで防災士に。イラストレーターとしても活躍。著書に『おうち避難のためのマンガ防災図鑑』(飛鳥新社)など。

(第2回につづく)

取材・文/植木淳子 イラスト/草野かおる

※女性セブン2024年3月21日号






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 東日本大震災と原発事故から、13年経ちました。
震災が起きた当日は、3月中旬なのに思いの外暖かい日で、当時8ヶ月齢だった二代目ボル・デコっぱ@ディアナと早めの散歩を済ませ、仕事をしようとPCに向かった瞬間、グラッときました。

  東北の太平洋岸は元々地震が多い地域なので、この時も震度3〜4くらいの揺れで収まるだろうと勝手に思い込んでいたのに、どんどん揺れが大きくなって終いには立てなくなってしまい……。
その頃には晴れていたはずの空に、真っ黒な雲がどこからか湧いてきて、降り出した雪が吹雪になっていました。

 その後、ディアナを抱え(まだ仔犬だったけど、30kg近かったと思う。)、財布と犬用品他をトートバッグに放り込み、徒歩1分の公園に避難したのですが、その間も周りはゆさゆさグラグラと揺れていました。
最初の大揺れは三つの震源が連動して割れたせいだったそうですが、あれほど生きた心地がしなかった数分間(初期の揺れは、トータルで6分だったそうですが。)はありませんでしたね。

 あれから13年経ち、心配されたアウターライズ地震はまだ発生していませんが、2021、2022年には311の余震と思われる、最大震度6強の余震が起きているので、まだまだ気は抜けないなと思っています。


 こちらは、先月大人や子どもを含む男女を噛んだ四国犬の飼い主夫婦が、過失傷害容疑で書類送検されたニュースです。
同じ犬飼いとして、あまりにあり得ない飼い方に唖然とした飼い主でしたが、噛みつき犬は一頭だけでなく(?)、妻も犬の散歩中に咬傷事件を起こしていた(この時点で、保健所や警察に連絡すべきだったのでは?)そうで、もう二度とこの夫婦に犬を飼育させてはならないと思いました。

四国犬が男女を噛んだ事件 飼い主夫婦を過失傷害容疑で書類送検 狂犬病は「陰性」 群馬・伊勢崎市 TBS NEWS DIG(以下、転載)

四国犬が男女を噛んだ事件 飼い主夫婦を過失傷害容疑で書類送検 狂犬病は「陰性」 群馬・伊勢崎市
TBSテレビ
2024年3月11日(月) 14:12
国内

gunma

先月7日、群馬県伊勢崎(いせさき)市の公園で男女が犬にかまれた事件で、群馬県警はきょう(11日)、飼い主の夫婦を書類送検しました。

過失傷害などの疑いで書類送検されたのは、伊勢崎市に住む飼い主の男性(62)と妻(57)です。

警察によりますと夫婦は先月7日、自宅の庭で放し飼いにしていた体長およそ1メートル30センチの四国犬(しこくけん)1頭が逃げ、市内の公園などで男性1人と女性6人、あわせて7人に四国犬が噛みつくなどしてけがをさせた疑いなどがもたれています。

噛まれた男性は左ひざや左太ももに全治1か月の重傷を負ったほか、女性6人も軽傷を負いました。

警察などによりますとこの犬は法律で義務付けられている狂犬病の予防注射を打っていませんでしたが、検査したところ陰性だったということです。

飼い主の男性は「人を噛んでけがをさせたことは間違いない。狂犬病の予防注射も犬の体に悪い影響を与えるので受けさせなかった」と容疑を認めていて、妻も容疑を認めてるということです。

妻をめぐっては去年12月、同じ犬と散歩していた際に、伊勢崎市内の公園で犬が女性に噛みつくなどして軽傷を負わせた疑いでもきょう(11日)書類送検されています。

夫婦が飼っていた7頭の四国犬はいずれもほかの人に譲渡されたということです。


 アニコムさんが能登半島地震で迷子になっている、ペットの捜索を支援するとのことです。



 こちらは、東日本大震災当時は不可能だった、ペット同行避難を訴え続けるNPO法人の記事です。
311の時は避難所へのペットの受け入れを断られ、やむなく車中で過ごしていた飼い主さんが、津波で亡くなってしまった事例等もあり、2014年にペット同行避難が認められることになりました。

 それでもまだ避難所にペットを連れて行くことへのハードルは高く、1月に起きた能登半島地震でも避難所ではなく、ペットと車中泊や、半壊の自宅で避難生活を選ぶ被災者が少なくありませんでした。
災害の発生前に、ペット連れでも避難可能な避難所がいくつか準備されているといいんですが、このあたりはペットの飼い主の我々が頑張らなければならないのでしょうね。

東日本大震災でも“ペット論争” 受け入れ拒否で「飼い主」の命も…発生13年、“被災地”で「同行避難」訴え続ける理由 弁護士JP(以下、画像も転載)

東日本大震災でも“ペット論争” 受け入れ拒否で「飼い主」の命も…発生13年、“被災地”で「同行避難」訴え続ける理由
#災害・防災
#ペット
加藤 貴伸
2024年03月11日 09:58

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体を拭いてもらい気持ちよさそうな被災犬(提供:特定非営利活動法人エーキューブ)

2011年に東日本大震災が発生してから11日で13年となるが、今年元日の能登半島地震など国内外で大きな災害が発生するたび、被災者だけでなく犬や猫などペットの避難状況にも注目が集まる。

東日本大震災の被害が大きかった宮城県仙台市に、災害時のペットと飼い主の安全な避難を目指し、避難所運営についての提言や飼い主への啓発活動を続けている団体がある。特定非営利活動法人エーキューブの後藤美佐理事長と千葉浩二事務局長に、同法人の活動について聞いた。

■ペット同行避難に対する風当たりは強かった

仙台市は2005年の総合防災訓練で、災害時に飼い主とペットが一緒に避難する「ペット同行避難」の訓練を実施した。その際、市の動物管理センター、一般社団法人仙台市獣医師会などとともに訓練の中心となったのがエーキューブであった(同団体が法人となったのは2006年)。

その頃すでにエーキューブのスタッフとして活動していた後藤さんは、「今以上に、『犬猫よりも人の命が先』『避難所で犬と一緒に過ごすなんて考えられない』などの声も多く、活動に対する風当たりは強かった」と振り返る。

2005年以降毎年、仙台市総合防災訓練ではエーキューブが関わるペット同行避難訓練を行ってきた。東日本大震災以降は、行政主体の訓練から住民主体の避難所運営訓練や地震、水害、その他災害を想定した訓練を年間通して実施しており、ペット同行避難訓練については、各町内会などの訓練などで実施するようになった。

■「動物介在活動」の団体として発足したエーキューブ

エーキューブは、動物とのふれあいを通して情緒的な安定やQOLの向上などを目指す「動物介在活動」に取り組む「エーキューブの会」として2002年に発足した。前年に仙台市と仙台市獣医師会が実施した動物介在活動のセミナーの参加メンバーから生まれた動きだった。

その後現在に至るまで、市内の高齢者施設などにおける動物介在活動や、犬とのふれあいを通して動物との関わり方を学ぶ子ども向けの活動などを手弁当で続けてきた(2024年3月現在、新型コロナウイルス流行の影響で高齢者施設の訪問は制限中)。ほかに、災害時のペット同行避難の啓発、仙台市動物管理センターが主催する保護犬の譲渡に関連する活動などを実践している。

後藤さんと千葉さんはそれぞれ2003年、2004年に動物介在活動のセミナーを受講して「エーキューブの会」のメンバーとなり、現在は特定非営利活動法人エーキューブの活動をけん引する。

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エーキューブの後藤美佐理事長と千葉浩二事務局長(撮影:加藤貴伸)

■東日本大震災後、被災ペットの支援に奔走

前述のようにエーキューブは2005年以降、災害時のペット同行避難の啓発にも力を入れてきた。2011年3月11日の東日本大震災ではメンバーの多くが何らかの被害に遭ったものの、災害時に活動する意識が共有されていたため、3月13日に最初の打ち合わせを行うなど動き出しは早かった。

メンバーはそれぞれ、生活拠点に近い避難所などをめぐり、ペットの避難状況を確認。同時に動物病院やホームセンターの営業状況などを調べ、インターネット上や避難所で情報を提供した。また全国から支援金・物資を募り、被災各地の犬や猫に必要なものを届ける活動を始めた。3月25日には仙台市動物管理センター、仙台市獣医師会とともに仙台市被災動物救護対策本部を設置し、被災動物の救護体制を整えた。

一方、市と連動した活動は対象が仙台市域に限られるため、エーキューブは単独で気仙沼方面など県内沿岸部各地の被災ペットの支援を始めた。津波被害の大きかったエリアには犬や猫だけを抱きかかえて逃げたという人も多く、犬用、猫用の物資は大いに喜ばれた。

エーキューブは震災以降、支援物資の保管、整理、配布などの作業のほか、被災動物の保護・譲渡に関する活動や、仮設住宅での犬のしつけ教室、仮設住宅に暮らす子どもたちを対象とする動物介在活動など、被災地の状況の変化に応じて活動の内容を充実させていった。

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仮設住宅での動物介在活動(提供:特定非営利活動法人エーキューブ)

■経験を糧に、次の災害に向けた啓発を強化

東日本大震災後の支援活動を経験したエーキューブのメンバーは、次の災害に向けた活動も強化している。

津波の被災地で「ペット連れだったために避難所に入れてもらえず、別の避難所に向かう途中に津波に遭って愛犬や家族を失った」「犬を避難所に連れて行けないからと危険な自宅で過ごさざるを得なかった」などの話を数多く聞いたという後藤さんと千葉さん。避難所にペットの居場所がないことが飼い主の命も危険にさらすことになる、と実感し、ペット同行避難の啓発の必要性を再認識した。

「震災後、仙台市の避難所運営マニュアルに『ペット連れ避難者への対応』のページが追加され、各避難所の運営にあたる人たちも対応の必要性を認識するようになった。私たちエーキューブが各地域でペット同行避難について説明するような機会も増えた。震災前と比べて理解が広がり、具体的に対策を考える地域も多くなってきた」と、後藤さんも千葉さんも手応えを感じている。

ペットを受け入れる避難所体制への提言のほか、「ケージで過ごせるように慣らしておく」「避難用のフードやペットシートを備蓄する」など、飼い主側への啓発も続けるエーキューブ。防災関連のイベントで呼びかけるなど、災害時に人とペットの命を守るための活動を地道に続けている。

※この記事は、公開日時点の情報や法律に基づいて執筆しております。





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 今日はダンナの十日ぶりの休みで、野暮用や買出しに追われていました。
ということで、ここは超短めで失礼します。

 (4時、5時起き生活が10日続いて、疲れと寝不足がたまっていたようで、目覚ましをかけずに寝た今朝の起床時間は、7時半過ぎでした。orz)

 こちらは、数日前の記事になりますが、事故が起きた時の報道を覚えていたので、あまりの罰金の少なさに唖然としたニュースです。
撥ねたのが法律上はモノ扱いの犬だからと言って、9000円の罰金はあまりに低過ぎると思うのですが、これが普通の結果なんでしょうか。

6歳女児が連れた犬をはねて死なす 91歳男性に罰金9000円の略式命令 決定を受けて女児の母親は CBCニュース(以下、転載)

6歳女児が連れた犬をはねて死なす 91歳男性に罰金9000円の略式命令 決定を受けて女児の母親は



2024年3月6日(水) 16:17
国内
去年、名古屋市緑区で幼い女の子が連れていた犬が、信号無視をした車にひかれ死んだ事故。

裁判所が2月、車を運転していた91歳の男性に対し、罰金9000円の略式命令を出していたことがわかりました。

去年7月、緑区平手北で女の子(当時6)が犬を連れて信号のある横断歩道を渡っていたところ、車が信号を無視して突っ込んできて犬をはねました。

そのまま車は逃走し、犬の「朝陽(あさひ)くん」はその後、死にました。

逃げた車を探すため、女の子の母親は毎日現場に立って情報の提供を呼びかけ、事故から約2か月後に警察は車を運転していた名古屋市内に住む男性(91)を道路交通法違反の疑いで書類送検しました。

男性は赤信号を無視したとして2月27日に略式起訴され、名古屋簡易裁判所は2月28日付で罰金9000円の略式命令を出しました。

男性は現在、車を手放していて、スーパーや病院へ行く時は電動カートで移動していますが、CBCテレビの取材に対し「好きな時に好きな場所に行けなくなった」とも話しています。

今回、名古屋地検は「ひき逃げ」については不起訴処分としましたが、女の子の母親は地検の決定に不安を感じています。

(女の子の母親)
「今回の決定は、これから起こるかもしれない高齢ドライバーの事故の前例になる。しかし『事故に気付かなかった』という男性の主張が通ってしまったのは、今後の交通安全にとってとても心配です」


 アニコムさんが能登半島地震で迷子になっている、ペットの捜索を支援するとのことです。



 こちらは、SNSの投稿についた「いいね!」や、フォロー数に合わせ、保護犬猫におやつ(現物)が届くプロジェクトを開始した、公益社団法人の記事です。
確かに支援金での寄付ではおやつまで回らないことがありそうなので、現物で届けば、犬猫たちにそのまま上げることが出来ます。

 「いいね!」の数一つで50円なら、ビジターが頑張ってポチれば、それなりに豪勢なおやつを届けられることになりますね。(*´∀`*)
「犬や猫たちにとっておやつは幸せの時間のひとつだ。だが、おやつを食べたことがない保護犬・保護猫もいる。」という一文が、にわかには信じられませんでしたが、生い立ちや飼育環境によってはそういうケースが多いのでしょうか。

エピソード投稿や「いいね!」の数で保護犬・保護猫におやつが届く 主催団体に狙いを聞いた J-CASTニュース(以下、画像も転載)

エピソード投稿や「いいね!」の数で保護犬・保護猫におやつが届く 主催団体に狙いを聞いた
2024.03.10 08:00
社会班

動物専門の寄付サイトを運営する公益社団法人アニマル・ドネーション(東京都港区)は、保護犬や保護猫におやつを寄付するプロジェクト「STORY with PET」を2024年3月1日に始めた。ペットとのエピソード投稿やSNSでのフォロー、「いいね!」に応じて保護犬・保護猫におやつが寄付される。寄付金ではなく、おやつの現物を届けるのが特徴だ。主催団体に、その狙いを聞いた。

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保護犬・保護猫にしあわせを(「STORY with PET」ホームページより)

■保護犬・保護猫に嗜好品のおやつを提供できる団体は限られる

犬や猫たちにとっておやつは幸せの時間のひとつだ。だが、おやつを食べたことがない保護犬・保護猫もいる。

保護された後、生きるためのご飯や安全な家、治療などが優先され、嗜好品であるおやつまで提供できる団体は限られている。保護犬・保護猫にもおやつを食べてみてほしい。幸せを感じてほしい。そんな想いから、「おやつを寄付する」プロジェクト「STORY with PET」が立ち上がった。

プロジェクトは今回が6回目。ペットとのエピソード投稿やSNSでのフォローと「いいね!」に応じて保護犬・保護猫におやつが寄付されるというもので、期間は4月30日まで。

エピソードの投稿はプロジェクトのウェブサイトで受け付けており、1投稿につき100円分のおやつが寄付される。

さらに、主催団体の公式インスタグラム、X、フェイスブックの固定投稿についた「いいね!」の数1つにつき50円分のおやつが寄付される。上限はそれぞれ、2000投稿と2000いいね!となっている。

■「保護犬猫たちへ想いを馳せた時、直接おやつが届く企画がいいのでは!と考えました」

アニマル・ドネーションの西平衣里代表理事は3月5日、J-CASTニュース編集部の取材に応じ、プロジェクトを始めたきっかけについて、次のように説明した。

「愛されている犬や猫はたくさんいると思うのですが、その一方で、飼い主から破棄されたり、外で生きている保護すべき犬猫たちがたくさんいます。かわいらしい犬猫の画像と共に想いをサイトに集めることで、それを読んだ方々が共感し、そして、その数だけ保護犬猫たちを救うことができないか、と考えた企画が『STORY with PET』です。ペットと一緒に暮らす方の数だけすばらしいSTORYがあると思っています」

また、今回おやつを寄付することについては次のように語ってくれた。

「前回までは寄付金にしていました。今回は寄付金をおやつにして保護団体さんへお届けし、保護された犬猫たちにプレゼントします。犬も猫もおやつが大好きです。幸せそうに食べる姿は私たちを幸せにしてくれますよね。でも保護犬猫たちの中には、そんな幸せを知らない、おやつを味わったことすらない子たちも多々います。そんな保護犬猫たちへ想いを馳せた時、直接おやつが届く企画がいいのでは!と考えました。この企画を見た方が、動物福祉の問題を知り、より日本の犬猫の環境が良くなることも目指しております」







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 今日もまた雪が飛んでる(午前中は結構降って、少し積もった。)、エルミナ地方です。
最高気温が3℃ととても3月とは思えない冷え込みで、まるで真冬のような寒さなんですが、2月半ばまでの暖かさはどこへ行ったんだー!と、突っ込みたい気分です。

 寒さと雪(で、ドロドロになるのが嫌)で、なかなかかのんのシャンプーが出来ないのですが、予報では来週後半には一気に気温が上がって、最高15℃前後の暖かさが続くようで……。
気温が乱高下過ぎて、身体が追いついていかないのですが、いきなりの高温だと、花粉が一気に本気を出しそうで、と微妙に不安になる飼い主なのでした。(ー'`ー ; )


 さて。
こちらは、思わず(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?と声が出たニュースです。
以前にも散歩中の人が野良(?)の秋田犬に噛まれたニュースがありましたが、こちらは飼い犬なんですよね?

 和犬は頑固なワンオーナー気質で、噛みつく犬が多いと言われていますが、犬の散歩中に秋田犬に太腿を噛まれたら、かなりショックなんですけど。(滝汗)
(ボルゾイは元が狼狩りの獣猟犬だから、噛まれそうになったら応戦するんじゃないかと思いますが、大きな男子ボルでもないと、秋田犬には勝てないかも……。)

秋田犬に噛まれ太ももにけが 飼い犬と散歩中突然… テレ朝news(以下、転載)

秋田犬に噛まれ太ももにけが 飼い犬と散歩中突然…
[2024/03/08 19:05]



 散歩中に秋田犬にかまれました。

 8日午前11時ごろ、秋田県大館市で犬と散歩中の70代の男性が別の犬に襲われ、太ももにけがをしました。

 男性を襲ったのは2歳くらいの雌の秋田犬で、飼い主がリードを付け替えようとしたところ走り出し、通り掛かった男性をかんだということです。

  保健所が詳しい状況を調べる方針です。



 こちらは、マズル(口吻)の長さには定評のあるボルゾイ飼い的に、(´・∀・`) ヘーと思った記事です。
マズルの長い犬は短吻種に比べ、鼻のガン(鼻腔腫瘍)が多いと言われているのですが、逆に寿命は長いんですね。

 超大型犬カテゴリのボルゾイは、ご長寿でも14〜5歳ですが、小柄な女子なら、10歳は越えると言われています。

犬は鼻が長いほど長生き? 英研究で明らかに CNN.co.jp(以下、画像も転載)

犬は鼻が長いほど長生き? 英研究で明らかに
2024.03.09 Sat posted at 14:15 JST

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鼻が長く突き出た犬の方が長生きする傾向にあるとの新たな研究が発表された/Matt Cardy/Getty Images

(CNN) あなたの愛犬は鼻が長い雄の小型犬か、それとも顔のパーツの比率が平均的な雌の中型犬か。もし、そのどちらかなら、愛犬は長い間あなたに寄り添ってくれる可能性が高いことが、最近の研究で明らかになった。逆に愛犬が「鼻ぺちゃ」だったら、あまり楽観はできないかもしれない。

英国の58万4000匹以上の犬のデータを対象とした大規模な研究が行われ、その結果が先ごろ発表された。それによると、体の大きさや性別に加え、鼻の長さも犬の寿命に影響を与える可能性があるという。

「ブルドッグのような平たい顔の中型犬の雄は、ミニチュアダックスフントやイタリアングレーハウンドのような顔の長い小型犬の雌に比べ、短命の可能性が3倍高い」と語るのは、英国最大の犬の保護団体、ドッグズ・トラストのデータサイエンティストで、サイエンティフィック・リポーツ誌に掲載されたこの研究論文の主執筆者でもあるカーステン・マクミラン氏だ。

同論文の執筆者たちは、155の犬種とミックス犬のデータを分析した。その結果、典型的なラブラドールレトリバーやボーダーコリーの平均寿命が13歳強だったのに対し、平たい顔の短頭種は、ほぼ例外なく、他の犬種に比べ寿命が短かった。この短頭種の例としては、マスチフ(9歳)、イングリッシュブルドッグ(9.3歳)、フレンチブルドッグ(9.8歳)などが挙げられる。

短頭種の中で例外的に長寿なのがラサ・アプソだ。平均寿命は14歳で、柴犬(14.6歳)、パピヨン(14.5歳)、ミニチュアダックスフント(14歳)、イタリアングレーハウンド(14歳)らと並び、最も平均寿命が長い犬種の一つだ。

しかし、調査結果の大半は予想されたパターン内に収まった。雌は雄よりも長生きし、小型犬は大型犬よりも長寿だった。鼻の長い中・小型犬の平均寿命は12年以上だったのに対し、平たい顔の犬は、体の大きさに関わらず、12年を下回った。

デザイナードッグをめぐる議論

この研究のさらに驚くべき結果の一つは、純血種の犬はミックス犬よりも約8カ月長生きすることが分かったことだ。

この結果は、ミックス犬は一般に近親交配犬に比べ、丈夫で健康であるという一般的に抱かれているイメージと合致しない。しかし、現在の研究では全体像を示すことはできないとマクミラン氏は言う。

今回の研究で使用された犬のデータは獣医師、犬種登録所、犬の救済機関、ペット保険会社から集められた。

そして純血種と交配種に分類され、交配種に関しては、遺伝的に多様な雑種と、コッカプー、ラブラドゥードル、キャバションといった意図的に交配して作られた「デザイナーブリード」は区別されなかった。

デザイナーブリードは、ランダムに異なる犬種同士を組み合わせた「ミックス犬」や自然淘汰の産物ではなく、純血種同士を人為的に交配させて生まれた「ミックス犬」を指す。

現在、ドッグズ・トラストは、この人気の高いデザイナーブリードが、その親である純血種に比べ寿命が長いのか、短いのかを見極めるための新たな研究に取り組んでいる。

しかし、ワシントン大学の犬の寿命に関する専門家で、獣医師でもあるシルバン・ウルファー博士は、「デザイナードッグは比較的新しい現象であるため、まだ若い犬が多い」とし、これらの犬が成長し、高齢化する過程を調査することにより、この交配種の健康や寿命に関する理解がさらに深まるだろうと指摘した。

マクミラン氏も、この研究結果は数百万ものデータポイントを含んでいるが、ペットとして飼われている犬の生活の全体像を必ずしも表しているわけではないと語る。例えば、ペット保険に加入していない犬もいれば、定期的に獣医に通っていない犬もいる。

また同研究では犬の死因も考慮されていない。犬は安楽死の処置が取られることも多い。

マクミラン氏は「この論文が政策立案者、政府、獣医師、飼い主、そして誰もが『これらの犬はなぜ亡くなっているのか』と考え始めるきっかけになることを祈っている」とし、さらに次のように続けた。

「その疑問に答えるのは非常に難しいだろうが、ほんの少しずつでも答えを見つけていけば、犬の健康の大幅な改善に一歩ずつ近づく」



 アニコムさんが能登半島地震で迷子になっている、ペットの捜索を支援するとのことです。



 こちらは、東日本大震災の津波で被災した東松島市市民が、今年一月一日の地震で被災した能登半島へ、片道10時間かけ炊き出し支援に向かったニュースです。
能登半島地震の被災地では、早くも避難所閉鎖という話が流れてきた(?)りしていましたが、倒壊家屋が多く、自宅に戻れない被災者も多数いると思うので、息の長い支援が必要なのではと思います。

 (その割に、メディアの報道はめっきり減ってきているし、復興予算もかなり少ないのが気になりますが……。←政府与党が今ガッタガタで、それどころではないのかもしれないけれど、裏金を数えている時間があるなら、被災民を一人でも救ってほしいわ!)

能登へ片道10時間...東松島市から食の支援 13年前の「恩返し」が合言葉、温かい豚汁やカレーふるまう【東日本大震災13年】 J-CASTニュース(以下、画像も転載)

能登へ片道10時間...東松島市から食の支援 13年前の「恩返し」が合言葉、温かい豚汁やカレーふるまう【東日本大震災13年】
2024.03.09 12:00
荻 仁

津波のニュースを聞き、即座に現地での支援を決めた。向かう先は、能登半島。片道約700キロ、車で10時間ほどかかる。それでも――。

宮城県東松島市は、2011年3月11日の東日本大震災で、津波による甚大な被害を受けた。それから13年。同地で運営されている防災体験型の宿泊施設「KIBOTCHA(キボッチャ)」スタッフと東松島市民が、能登半島地震の発災直後から支援に動き出した。

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東松島市野蒜にボランティアが集まり、炊き出し用の野菜を下ごしらえ(画像提供:KIBOTCHA)

■現地入り決めた理由は「津波」

能登で大地震が起きた2日後の24年1月3日、「KIBOTCHA」の運営会社「貴凛庁」の三井紀代子代表は石川県に入った。能登町の行政とつながりがあり、避難所での炊き出しを申し出たところ、快諾される。KIBOTCHAからは、支援第2陣、第3陣が、地元・東松島で集めた物資をワンボックスカーいっぱいに詰め込み、能登へ向かった。

1月4日、能登町で炊き出し開始。地震で道路があちこちで寸断され、十分な物資が届いていなかった時期だ。豚汁と、おにぎり。「温かい食事を、皆さん喜んでくれました」。ここから連日、食の面で町民を支えていく。

KIBOTCHAとして、発災直後に被災地で直接支援にあたるのは初めてだ。「超」が付くほど遠くから、迅速に現地入りを決めた理由は「津波」だったと、三井さんは明かす。

東松島市は、東日本大震災で死者・行方不明者1133人(市発表、21年3月11日時点、死者数は災害関連死66人を含む)をはじめ、多大な被害が出た。KIBOTCHAのある野蒜(のびる)地区は、浸水高が最大で10.35メートルの津波が押し寄せた。能登半島地震でも、元日の発災時から津波のニュースが流れた。長期の停電や断水、厳しい冬の寒さと、被害の大きさは容易に想像できる。

「東日本大震災を経験したここ東松島から、支援に向かおうと決めたのです」

■被災を乗り越えた人が支援「ホッとした顔をしてくれます」

炊き出しの食材や支援物資の供給を支えるのは、KIBOTCHAのスタッフ、そして東松島のボランティアだ。「汁もの」に使う野菜は、東松島市の農家から続々と寄贈された。それらを、KIBOTCHAのレストラン部門で働く人たちが中心となってカットする。鮮度を落とさない装置を使って、能登へ運ぶ。この繰り返しだ。

震災を経験した土地の人ならではの知恵も。最初に能登へ向かう車には水や毛布、カイロの他、「災害用トイレ」3つが詰め込まれた。自治会長がその必要性を見越して、持たせてくれたという。実際に能登町では、トイレに困っていた避難所で大いに重宝された。

1月22日からは、再開した学校での「給食支援」になった。授業は月曜日から金曜日まで。金曜夜から週末にかけて、能登町から東松島市へ戻り、カット野菜や必要物資を調達して、また能登へ戻る。三井さん自身「何往復したか、覚えていません」と明かす。

ある日、輪島市の教育長から三井さんに連絡が入った。学校給食の提供見通しが立たない同市の学校で、給食支援をしてほしいとの要請だった。能登町に拠点を置いたまま、2月中旬からは輪島市でも活動をスタートした。市内では小中高の生徒が集まり、3か所に分かれて学校生活を再開させている。給食時間になると、副菜として「汁もの」を配った。豚汁、トマトスープ、コンソメスープ、卵とじスープ。

「子どもたちの一番人気は、カレーです。おかわりに来る子もいるんですよ」

温かい食事は、身も心も元気にしてくれる。東松島市の人たちも13年前、被災後に支援者が来て炊き出しをしてくれたのを、今も覚えている。KIBOTCHAで野菜を刻みながら、車に支援物資を詰め込みながら、「恩返し」という言葉を誰もが口にしていたと、三井さん。

「能登へ出発する前、地元の人から『私たちも大変だったけど、今は元気で頑張ってるから、皆さんも大丈夫よって伝えてね』とメッセージをもらいました。能登の皆さんは、被災経験を乗り越えた宮城から来たと知り、ホッとした顔をしてくれます」

今は苦しい日々を送る被災者も、その先に光がある。東日本大震災を経験しながらも、今は前を向いて暮らしている支援スタッフの言葉には、説得力がある。

3月に入っても、輪島市ではまだ大勢の人が避難所での暮らしを余儀なくされている。厳しい状況は続く。それでも、被災の痛みを知る人たちがきょうも、おいしくて暖かい食事の準備を続けている。(J-CASTニュース 荻 仁)




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 南岸低気圧の接近で、中1日置いて、また雪になったエルミナ地方です。
今回は前回より積雪は少なかったものの、冷え込みが強く、朝9時台になってもまだ氷点下でした。((。>д<))寒イ!

 それでも昼過ぎには日差しが出てきたので、そこそこ気温も上がり、積もっていた雪が融け出しましたが、今度は足元がじゃぶじゃぶの水浸しで……。(ー'`ー ; )
かのんのような飾り毛だらけの犬は、融けた雪の跳ね上がりでドロドロに(+時々タイヤの粉塵が混じっていて、真っ黒になる。)なることが多く、雪の後の散歩帰りはお湯と雑巾とスプレーシャンプーが必須です。

 いっそ全身丸ごと洗いたいんですが、せめて晴天が三日は続かないと、洗いたての猫毛が速攻で汚れまくることになるのが悲しいです。(´;ω;`)トホホ


 こちらは、東日本大震災と原発事故により、営業を停止していた双葉町の郵便局が、13年ぶりに再開と言うニュースです。
全国で唯一郵便局がない双葉町でしたが、局の再開で復興に弾みがつくことを願っています。

双葉に届く復興の便り 郵便局13年ぶり再開「この日を待っていた」 福島県双葉町 #知り続ける 福島民報(以下、画像も転載)

双葉に届く復興の便り 郵便局13年ぶり再開「この日を待っていた」 福島県双葉町 #知り続ける
2024/03/08 09:42

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双葉郵便局の窓口に立ち、笑顔で応対する佐々木さん(左)。町の復興に貢献する誓いを新たにする

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故により営業を休止していた福島県双葉町の双葉郵便局は町内長塚地区に移転し、7日に約13年ぶりに営業を再開した。これにより、原発事故で避難指示が出た全ての市町村で郵便局が再開した。「この日を待っていた」。震災と原発事故の発生から間もなく丸13年、生活に欠かせない機能が地域に戻り、住民は利便性向上を喜んだ。

 営業開始と同時に再開を待ち望んだ10人以上の町民が訪れた。無職谷津田陽一さん(72)は郵便物を送るため来局した。「今までは隣町の浪江郵便局に通っていた。生活が便利になる」と喜んだ。古里に帰還し、町営住宅に暮らす無職山崎ノブ子さん(78)は「少しずつだが、震災前の日常が戻っている」と笑顔を見せた。

 現地で記念式典が催された。日本郵便の小野木喜恵子常務執行役員東北支社長が「末永く愛される郵便局を目指していきたい」とあいさつした。伊沢史朗町長が「生活環境が改善し、復興が前に進む」と期待を寄せた。関係者がテープカットして再開を祝った。

 郵便窓口や貯金・保険窓口は平日のみ対応し、ATMは平日も含め土、日曜日、祝日も受け付ける。配送業務は引き続き、南相馬市の原町郵便局が担う。

 双葉郵便局は町内新山地区にあったが、原発事故で営業を休止。日本郵便によると、郵便局が一つもない市町村は全国で双葉町のみだった。移転後の住所は双葉町長塚字鬼木34。

■地域のよりどころに 局長 佐々木範雄さん 異動を志願

 「いらっしゃいませ」。大勢の町民が訪れた双葉郵便局に局長の佐々木範雄さん(51)の声が響いた。

 郵便事業を通して、町の復興に積極的に関わっていく決意を胸に刻む。志願して異動してきた。「住民の期待に応え、地域のよりどころを目指していきたい」

 南相馬市の原町郵便局の総務部課長を務めていた約3年前、年に数回双葉を訪れていた。立ち入りができる地域に入り、原発事故の影響で使われなくなった郵便ポストの回収業務などに励んだ。住民が帰還できない町で作業する中、原発事故の影響を痛感するとともに、寂しさを感じた。

 月日が経過し、ニュースなどで町の一部地域で避難指示が解除され、少しずつ復興が進む様子を目にした。「復興途上の町に貢献したい」との思いが強まった。昨年、上司に双葉郵便局で働きたいとの思いを伝え、南相馬市の鹿島郵便局から着任した。実家のある相馬市から通う。

 現在、町内には約100人が暮らす。徐々に居住者が増える中、「住民の利用機会が多い郵便局が、交流の場としても活用してもらえるようにしたい」と思い描く。



 アニコムさんが能登半島地震で迷子になっている、ペットの捜索を支援するとのことです。



 こちらは、狂犬病予防接種の接種率低下対策に、ワクチン接種の通年化を検討という記事です。
現在は接種通知ハガキが届き、4〜6月間に動物病院(以前は公民館等での集団接種がありましたが、コロナ禍を経て、動物病院での接種に変わりました。)で接種ということになっていますが、通年化すれば、一年中いつでも打ちに行けることになります。

 うちのかのんは4月に狂犬病予防接種(と、血液検査。ずれれば、5月。)、7月に混合ワクチン接種というペースなのですが、通年接種が可能になれば、比較的動物病院が混んでいない秋頃に(接種)したいなと思っています。

「狂犬病ワクチン」通年化を検討 発症したらほぼ100%死亡、低迷する接種率の向上につなげる狙いか ZAKZAK(以下、画像も転載)

「狂犬病ワクチン」通年化を検討 発症したらほぼ100%死亡、低迷する接種率の向上につなげる狙いか
2024.3/6 06:30

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犬に狂犬病ワクチンを注射する獣医師=令和2年6月、東京都杉並区

犬の狂犬病ワクチンを巡り、4〜6月に接種するとしている規定を通年に広げるよう厚生労働省が見直しを検討していることが分かった。2024年度、全市区町村を対象に接種の実態を調査した上で、25年度中に見直すかどうか結論を出す方針。発症したらほぼ100%死に至る病気だけに、低迷する接種率の向上につなげる狙いもある。

ペットフード協会の23年の全国犬猫飼育実態調査によると、犬の推定飼育数は約684万4000匹だった。狂犬病予防法施行規則では、生後91日以上の犬の所有者に対し、毎年4月1日〜6月30日に予防接種を受けさせるよう義務づけている。

厚労省によると、動物病院などに在庫があれば期間外でも接種できるが、接種義務の期間を限定することで、呼びかけの効果が高まり、コストも低くなるとされていた。

ただ1990年代半ばまでほぼ100%だった接種率は、2000年度に80%を割り、その後も低下。22年度は70・9%だった。昨年、複数の自治体から、飼い主の利便性向上や、事務処理の負担軽減などのため、接種期間の見直しを求める提案が出ていた。

厚労省の実態調査では、接種の現状とともに、期間を拡大した場合に予想される影響なども調べる。調査結果やメーカーの生産量などを踏まえ、期間を拡大できるかどうか検討し、接種率向上に向けた対策にも生かす。

今月上旬、群馬県伊勢崎市の公園などで、小学生ら12人が四国犬にかまれた。飼い主は狂犬病の予防接種を受けさせていなかった。市によると、狂犬病の検査の結果は陰性だった。

■狂犬病 ウイルスに感染した犬や猫、野生動物などにかまれると傷口から唾液を介して感染し、人間にもうつる。予防接種や、かまれた後の適切なワクチン接種により、発症を抑えられるが、発症すると有効な治療法はない。水を飲むとけいれんするなどの症状が出た後、呼吸障害に陥り、ほぼ100%死に至る。日本など一部の国や地域を除き世界中で発生しており、世界保健機関(WHO)の推計によると犠牲者は年間5万9000人。国内では2020年、フィリピンで犬にかまれた後に入国した外国籍の男性が発症し死亡した。





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 数日前の記事になりますが、ペット里親会でワイマラナーの里親募集記事を見つけました。
大型犬はなかなか里親が決まらないことが多いので、少しでも多くの方に知って欲しいと思い、コピペでのご紹介です。

 ワイマはドイツ・ワイマールがルーツの犬で、イングリッシュ・ポインター等と同じ、ポインティングドッグ(鳥猟犬の一種。)です。
(ワイマについて詳しくはこちらを。ワイマラナーの特徴とは?歴史や性格などの魅力、飼い方などを徹底解説!|犬の保険 日本ペット少額短期保険

 ノアちゃんに興味のある方は、記事内「ペット里親チャンネル」のリンクから、詳細をお問い合わせください。

ワイマラナー のノアちゃん2歳近く、里親募集になります🌸 ペット里親会通信(以下、転載)

ワイマラナー のノアちゃん2歳近く、里親募集になります🌸
2024年03月03日 19:52

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一般家庭からの放棄になるワイマラナー の女の子です、

ご覧の通りの美人さん スタイルも抜群です、

性格も良くて 言うことなし、

甘えん坊さんなのでお留守番が少なく、この子と室内で一緒に暮らして行きたい方希望です💕

大型犬の飼育経験のある方、

一緒にお出かけして楽しめる方
よろしくお願い致します🙇

4月で2歳になります。

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お問い合わせはレルヒェさんのインスタから、またはペット里親チャンネルまで、お願い致します。



 こちらは、3/6に郡山駅で発生した、新幹線オーバーランの記事です。
アクシデント当時、車両の横揺れが凄かったという証言があったそうですが、もしかして昨日積もった湿った重い雪でブレーキの効きが悪かった……り(?)したんでしょうか。(滝汗)

新幹線オーバーラン、郡山駅で500メートル 3.2万人に影響 福島民友新聞社/みんゆうnet(以下、画像も転載)

新幹線オーバーラン、郡山駅で500メートル 3.2万人に影響
2024年03月07日 08時00分  

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新幹線の到着を待つ利用者らであふれるJR郡山駅の新幹線改札口付近=午前10時40分ごろ、郡山市

 6日午前7時半ごろ、福島県郡山市のJR郡山駅で、東京発新庄行きの東北新幹線下り「つばさ121号」が所定の停止位置を約500メートル通り過ぎて停止した。

 JR東日本によると、車両は同8時50分ごろに駅の所定の位置に戻され、乗客317人は後続列車に案内された。けが人はいなかった。付近は当時、雪が積もっており、JR東がトラブルの原因を調べている。

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 この影響で東北新幹線は東京―盛岡間で運転を見合わせたが、午前9時50分に運転を再開した。東北、山形、秋田の3新幹線の上下線で計30本が運休し、計45本が最大約2時間半遅れ、約3万2500人に影響した。

 突然の運転見合わせで、JR郡山駅や福島駅はスーツケースを片手に改札前のモニターを見つめる人や、みどりの窓口を利用する人で混雑した。

 郡山駅から青森県に向かう予定だった会社経営者の奥田倫明さん(43)は「ダイヤが乱れて帰る予定の新幹線も遅れてしまった。立ち席でもいいので早く帰りたい」と話した。福島駅では、家族5人で沖縄旅行に行く予定だった福島市の永山一樹さん(39)が、この日の出発を断念。「子どもが落ち込んで仕方がない」と肩を落とした。

 県内で雪、運休や遅れ

 雪に伴う倒木や倒竹の影響で、県内の東北線や常磐線、水郡線でも運休や遅れが相次ぎ、計1万人以上に影響が出た。

 JR東によると、東北線は黒磯―福島間の上下線で計25本が運休、10本が最大約5時間遅れて約6060人に影響。常磐線では原ノ町―鹿島間で倒竹約70本の伐採作業などを行ったことなどから原ノ町―仙台間で上下線30本が運休、2本が最大約9時間半遅れて約4300人に影響した。水郡線の常陸大子―郡山間でも倒竹の影響で一時運転を見合わせた。



 アニコムさんが能登半島地震で迷子になっている、ペットの捜索を支援するとのことです。



 こちらは、能登半島地震の被災地で保護された迷子犬猫の情報を知らせる、「被災犬猫保護情報サイト」を開設したニュースです。
保護犬猫たちが無事に飼い主に巡り会えればいいのですが、(飼い主が)見つからない場合は、石川県外からの引き取りも可能とのことなので、興味のある方は下記リンクをクリックの上、お問い合わせください。

 (個人的には、プロに頼むまででなくても、せめてテンプレを使ってサイトを作れば、もう少し見やすくなるのに、と思いましたが、発災からまだ二ヶ月と少しで、そこまで気遣う余裕がないのかもしれませんね。)

能登半島地震で保護された“迷い犬猫”の飼い主はどこに?環境省と石川県が情報共有サイトを公開中…実情を聞いた FNNプライムオンライン(以下、画像も転載)

能登半島地震で保護された“迷い犬猫”の飼い主はどこに?環境省と石川県が情報共有サイトを公開中…実情を聞いた
プライムオンライン編集部
2024年3月7日 木曜 午前11:20
災害時はペットと一緒に避難できるとは限らない。能登半島地震の発災後もはぐれてしまった、行方がわからなくなったという声があるという。

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被災犬猫保護情報掲載サイト
この記事の画像(6枚)

そうしたペットが飼い主のところに戻れるよう、環境省と石川県などは、被災地で保護された、迷い犬猫の情報を知らせる「被災犬猫保護情報掲載サイト」を2月9日に開設した。

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迷い犬猫の姿を写真で公開

このサイトでは、迷い犬猫を保護した日時や場所、性別、特徴といった情報を、犬猫の写真付きで共有することができ、自治体や民間ボランティア団体などが投稿している。

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特徴や連絡先なども掲載している

預かり元の連絡先や問い合わせ先も掲載しており、自分のペットかもしれないと感じたなら、個別に連絡を取ることも可能だ。※預かり元によっては、引き取りに費用がかかることもある。

環境省の担当者によると、被災地ではさまざまな団体が犬猫の保護活動をしていることもあり、飼い主に情報を届けること、返還や譲渡のトラブルを防ぐことにつながればと、サイトを開設したという。

■5匹の犬が飼い主と再会できた

返還や譲渡はどのように行われるのだろう。迷い犬猫の命を守るためにできることはあるのだろうか。今回のサイトを利用している団体のひとつ、能登北部保健所(輪島市・珠洲市・穴水町・能登町を管轄)の状況を、石川県の担当者に聞いた。


――地震後にどれくらいの犬猫を保護した?保護数は増えている?

1月1日から2月29日時点で犬を12匹、猫を1匹保護しています。能登北部管内での保護数なので、被災した犬猫かどうかはわかりません。(地震の影響について)はっきりとしたことは言えないのですが、例年の冬は保護数が少ない傾向にありますが、今年は多い印象を受けます。


――飼い主の元に戻れた、迷い犬猫はいる?

2024年に保護した犬のうち、5匹が飼い主の元に戻ることができました。保健所では不安そうでしたが、飼い主が迎えにくるととても喜んでいました。

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飼い主かどうかの判断は犬猫の反応も参考に(画像はイメージ)

――本当の飼い主かどうか、どのように確認する?

返還は飼い主の名前や住所、ペットの名前や特徴などを聞き、間違いないと判断すれば行います。犬は狂犬病の予防注射、所有者の登録手続きが義務付けられているので、その登録番号の確認もします。

後はペットの反応や態度ですね。私たちのような知らない人と、本当の飼い主にするものではやはり違います。飼い主もすぐに名前を呼んだりしますね。

■石川県外から引き取ることも可能

――災害時は飼い主が現れない可能性も高そうだが、行き場のない犬猫を引き取ることはできる?

保健所の迷い犬猫は一定期間公示して、飼い主が現れなければ譲渡対象となり、石川県では獣医師会のウェブサイトに情報が掲載されます。法律や条例を守る、周囲に迷惑をかけないなど、新たな飼い主しての条件を満たせば、石川県内のセンターで譲渡が行われます。

譲渡先はこれまで県内の方が基本でしたが、地震後は県外の方にも相談に応じています。ただ、譲渡の際は石川県まで来ていただく必要があります。

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ペットの行方が不明なら相談を(画像はイメージ)

――迷い犬猫の命を救うためにできることは?

ペットの行方が分からない飼い主は、被災犬猫保護情報掲載サイト、石川県獣医師会のサイトを定期的に確認いただくほか、宜しければ、保健所にもご相談ください。特徴が似たペットが見つかれば情報を共有します。また、サイトを見て「あの人のペットかもしれない」と思ったなら、その方にお伝えいただればと願います。


石川県の担当者は災害に備え、ペットの飼い主は5日分ほどの餌や水を保管し、避難がスムーズにできるよう、持ち運びできるケージに慣れさせたりしてほしいとも話した。大切な存在を守るための参考にしてほしい。

被災犬猫保護情報掲載サイトはこちら





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snow
 一夜で銀世界となりました@福島県。
南岸低気圧接近での雪なので、普段はさほど雪の積もらない浜通りや中通りもそれなりに雪が積もり、エルミナ地方は10センチ前後の積雪でした。

 この時季降る雪は水分の多い雪が多く、気温がプラスになればすぐ融けてしまうのですが、とにかく重いので、倒木だの、倒竹だのの被害で、在来線が運休になったり、停電が増えたりします。
我が家の庭も、ヒョロヒョロと伸びていたソメイヨシノが、根元からぽっきりと折れていました。orz

 このソメイヨシノは2年前に謎の病気で、13年ものの枝垂れ桜と7年ものの山茶花と一緒に葉が落ちてしまい、様子見でその後一年放置していたのですが、やっぱり枯れていたようで、雪の重みに耐えられなかったようです。
そんなこんなで、雪が融けたら真っ先に片付けなければならないのですが、うちに桜が切れるくらいのノコギリがあったかなぁ。(ー'`ー ; )


 以下は、福島テレビの昨夜からの雪に関するニュースです。
福島県内の公立高校受験は、昨日の5日に済んだものと思っていたのですが、1日遅い学校もあったのですね。

 昨日は寒かったけれど積雪ゼロで、滑る心配もなかったのに、ちょっと巡り合わせが悪かったです
ね。

福島県の広い範囲で積雪 高校入試の受験生も足元確認しながら 路面凍結などに注意 福島テレビ(以下、転載)

福島県の広い範囲で積雪 高校入試の受験生も足元確認しながら 路面凍結などに注意
2024年03月06日 11:58

snow

3月6日の福島県内は南岸低気圧の影響で広い範囲で雪が降った。

南岸低気圧に伴い、福島県内は広い範囲で雪が降り、桧枝岐で109センチ、只見で79センチ、白河で16センチの積雪を観測した。

福島テレビ・浅野晋平記者:「郡山市では5センチ程のサラサラとした雪が積もりました。こちらの高校では、先生が朝から雪かきを行っています」

郡山商業高校では、6日入学試験が行われ、学校まで足元を確認しながらゆっくりと歩いたり、車で送迎してもらう受験生の姿が見られた。受験生は「雪と受験で気持ちが焦っちゃうので、焦らないように早く家を出ました」と話した。
この後も路面凍結による事故や転倒など注意が必要だ。



 アニコムさんが能登半島地震で迷子になっている、ペットの捜索を支援するとのことです。



 こちらは、ペットが居ることで避難所に入れない、またはペットだけ車中泊をさせていた飼い主さんのために、キャンプ場のオーナーが敷地を開放し、ペットと同伴可能な避難所を開設したニュースです。
このインスタントハウス(=万能簡易住宅)は能登半島地震直後にも注目されていましたが、自治体の援助を待たずに、個人で導入に踏み切った太っ腹な方がいらしたんですね。(!)

 能登半島地震では倒壊した家屋の数が相当多かったので、仮設住宅の建設と並行して、自治体がインスタントハウスの設置を進めてみたらいかがと思うのですが。

インスタントハウスについては、こちらの動画をどうぞ。

名古屋から能登半島に届けられる万能簡易住宅 開発のきっかけは、東日本大震災で被災した子どもの声 (24/01/11 16:17) メ〜テレニュース


避難所に“入らない”人たち「自分よりペットの心配が多い」ペット同伴で過ごせる避難所が完成 | 石川県のニュース|MRO北陸放送(以下、画像も転載)

避難所に“入らない”人たち「自分よりペットの心配が多い」ペット同伴で過ごせる避難所が完成

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2024年3月5日(火) 17:01
石川

能登半島地震の被災地では、ペットを飼っていることが理由で避難所に入れなかったりペットだけ車中泊させたりする人たちがいます。このような中、ペットと同伴で避難できる施設が、4日に石川県能登町に開設されました。

能登町小木の山城政樹(やましろまさき)さんの自宅は、地震の影響でボールが転がるほど家が傾いています。それでもこの家に住むのは、山城さん夫妻と愛犬の「さくら」です。当初は避難所に入ろうとしましたが、「さくら」が居たため他の人の迷惑になると避難所に入るのを諦めました。

山城さん「(犬と一緒に避難した人に聞いたら)吠えるから抱きっぱなし。離すと吠える。やっぱりその人らも一日おって終わって、自分の家に帰った。何人かいますよこの小木のまちなかにも」

山城さん以外にも避難所にペットを連れていけず悩んでいる人たちがいます。能登町の避難所で生活している新出よし子さん。飼い猫の「もっくん」はこの2ヶ月間ずっと車の中で飼われています。

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車中泊するネコ
新出よし子さん「ネコは車に車中泊しています。」

Q.心配とかありますか?
新出よし子さん「ネコの足腰も弱る、しストレスで具合悪くなったりしないかなあと思ったり。そういう心配が自分の心配より、ネコの心配の方が多いです」

先月27日、能登町越坂のライダーハウス「PEACE(ピース)」では、一風変わった建物の工事が進められていました。

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一風変わった建物

オーナーの大場小都美さんが、敷地内のキャンプ場を開放し、ペットと同伴できる避難所を開設しようとしていました。

■「とにかく普通の平穏な生活を」完成に飼い主らの反応は

大場小都美さん「これはね、ペットと飼い主が一緒に過ごせる“ワンにゃんハウス”です。能登町も相手にしてくれないし、もう自分で何かやるしかないということで、みんなの力を借りて、意見を借りて、やっと形になってきた」

4日、「ワンにゃんハウス」10棟が完成し、早速ペットを連れた入居者たちが訪れました。山城さんの愛犬・さくらも楽しそうに走り回ります。

さくらとじゃれる大場さん「さくちゃん、よしよし覚えた?良かったな良かったな」

山城政樹さん「有難いですよね。大好きな犬と一緒にこられて。これからどうするか。奥さんと相談してここに移住するか?って」

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さくらと避難する山城さん

2か月の間車中泊をしていたネコたちは、初めての場所とあって最初は緊張していましたが慣れてくるとリラックスする姿も見せます。新出さんは、もっくんを撫でながら「もっくん。良かったね、広すぎてビックリやね」と語りかけていました。

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ネコと避難する新出さん

大場小都美さん「とにかく普通の平穏な生活を飼い主も送れるように。それだけが願いです。あとは復興をね。私は期限を区切らず、いつまでも居て良いよと言ってあるから、飼い主もワンちゃんもネコちゃんも両方とも健康に戻してほしい」






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 今日は、今にも雪が降りそうなエルミナ地方です。
東北人の勘で、空気が冷たく、かつ空が妙に白っぽい時は、8〜9割の確率で雪が降ることが多いのですが、今日の天気もそんな感じです。

 降水確率も夕方以降は70%で雪か雨らしいので、明日はうっすらと積もるかもしれません。
2月半ばまでは、季節が二ヶ月スキップしたんじゃないかと思うくらい暖かかったのに、3月に入ってからの方が真冬の陽気で、体調がおかしくなりそうです。(ー'`ー ; )

 (納得出来ないのは、そこまで寒いのに、花粉だけはしっかり飛んでいることなんですが、真冬並みの冷え込みなんだから、ちょっとは遠慮して欲しいぞ。)


 こちらは、個人情報漏洩事件が続いているLINEヤフーに対し、総務省が行政指導をしたニュースです。
LINEはサーバが韓国にあり、以前から個人情報がダダ漏れと言われていましたが、危険性が周囲されていないのか、個人だけでなく、行政まで率先して使ってますよね。

 これを機に、LINEから+メッセージ等のSMSへの切り替えが進むことを願いたいです。

LINEヤフーを行政指導 情報流出、経営体制改善求める 7NEWS(以下、画像も転載)

LINEヤフーを行政指導 情報流出、経営体制改善求める

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LINEヤフーの出沢剛社長(右)を前に行政指導の文書を読み上げる総務省の担当者=5日午前、総務省
2024年03月05日 12時42分共同通信

 通信アプリLINE(ライン)の利用者などの情報が大量流出した問題で、総務省は5日、アプリを運営するLINEヤフーを行政指導した。同社はシステムの業務を委託する主要株主の韓国IT大手ネイバーに強く依存し、サイバーセキュリティー対策が不十分だったと指摘。「資本的な支配を相当程度受ける関係の見直し」を含む経営体制の改善を求めた。

 LINEの情報管理を巡る問題はヤフーと合併前の2021年にも起きており、総務省は再発防止の取り組みが着実に行われているかどうかを定期的に報告させる。改善が見られないと判断した場合はより強い措置を行うことも視野に入れる。松本剛明総務相は行政指導に先立つ閣議後記者会見で「利用者の利益の確実な保護を厳しく求める」と述べた。

 総務省はLINEヤフーの出沢剛社長を呼んで、行政指導の文書を手渡した。出沢社長は、幹部らの処分を検討していることを明らかにした。

 LINEヤフーは昨年11月、約44万件の情報が、外部に流出した可能性があると発表した。その後の調査で計約51万件に膨らんだ。



 アニコムさんが能登半島地震で迷子になっている、ペットの捜索を支援するとのことです。



 こちらは、昨日に続き、東日本大震災と原発事故から13年になる、福島県のニュースです。
311発災当時は避難するのは人のみ(ペット同行避難のガイドラインが出来たのは、大震災2年後の2013年。)で、ペットや家畜はそのまま置き去りにされました。

 当時被災地に置き去りにされた動物たちは、野生化したり、そのまま餓死したりと悲惨な状況になったのですが、13年経った今でもまだまだ保護されないまま(あるいは、野生化し繁殖して増えた)の猫たちが居るんですね……。

帰還困難区域でペットの猫3000匹超が野生化…捕獲・保護するNPOが写真展「考える材料に」 読売新聞オンライン/Yahoo!ニュース(以下、画像も転載)

帰還困難区域でペットの猫3000匹超が野生化…捕獲・保護するNPOが写真展「考える材料に」
3/5(火) 11:11配信
読売新聞オンライン

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捕獲器を設置する小西由美子さん(2月11日、福島県浪江町で)=富永健太郎撮影

 東京電力福島第一原子力発電所事故の帰還困難区域で、置き去りにされたペットの猫が子を産んで野生化し、保護団体がこれまでに捕獲した数は3000匹を超えている。人の気配が絶えた山里は景色も一変した。団体は、野生動物や地域の風景を撮りためた写真などの展示会を開催し、命の大切さと被災地の現状を伝えている。(福島支局 山口優夢)

 2月中旬、福島県浪江町の山あいにある帰還困難区域の津島地区。認定NPO法人「未来といのち」(福島県郡山市)代表の小西由美子さん(68)が、人の出入りが絶えた建物の軒下に、捕獲器を設置した。中にはにおいの強いペットフード。引き寄せられた猫がケージに入ると、扉が閉まる仕組みだ。小西さんは「寒い日の後に天気が良くなると、猫が入りやすい」と話す。

 原発事故では、避難所に連れていけないペットの犬や猫が置き去りにされたり、飼い主とはぐれたりするケースが多発した。群れて危険な犬は保健所が優先的に保護して姿が見えなくなったが、繁殖力の強い猫は現在も新たな保護が続く。保護された猫は、NPOが管理するシェルターで譲渡先が見つかるのを待つ。

 原発事故当時、支援物資を持って役場などを回った小西さんは、住民から自宅に残してきたペットの世話を頼まれた。これが保護活動のきっかけとなった。

 人のいなくなった街を徘徊(はいかい)するやせ細った猫のほか、牛舎で鎖につながれたまま死んでいく牛、人が近づくとエサを求めて鳴くニワトリ――。取り残された動物たちの悲惨な最期をいくつも見てきた。

 「人間の都合で取り残された動物たち。人間がその命に責任を持つべきだ」。そんな思いで、ほぼ毎週末、自宅のある東京から通い続けている。

 この13年間、帰還困難区域の風景は大きく変わった。浪江町の津島地区では当初、一時帰宅する住民を見かけたが、今では人の姿はほとんどなく、家屋も解体されて更地になった。「最初から人が住んでいなかったみたいだ」

 こうした活動中に目にした動物の姿や風景を、NPOは写真に撮りためてきた。東京都内や仙台市など各地で展示会を催し、こう訴えている。

 「動物は置き去りにされ、人は帰れない。この記録を、次の世代に考える材料としてほしい」と。





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