捜索中のVivi(ビビ)ちゃんのポスター(最新版)を、トップに固定しておきます。
那須にお知り合いのいる方、ぜひ拡散よろしくお願いします。
那須でVIVIちゃんが迷子になっています。 ペット里親会通信
このところダンナの早出が続き、今日のかのんの散歩は朝の6時台前半だったのですが、珍しいことに今朝は「さむいのがいやーーー!」と、5分もしないうちに戻ってきてしまいました。
我が家ではダンナがかのんを朝の散歩に連れ出している間に、犬の動き回るスペースの掃除(掃除機がけ後、オレンジエックスをスプレーで吹き付けた雑巾での拭き掃除。【コロコロがけもします。】)をしているのですが、今朝は1/3も終わらないうちに帰ってきてしまい、非常に焦りました。
数年前までは、雨だろうと台風だろうと雪だろうと、何が何でも散歩に出かけていたかのんでしたが、9歳を過ぎ、少しずつ暑さ寒さが堪えるようになってきたのかもしれません。
最近は夜の散歩もショートカットになってきました(飼い主の時は20分前後歩くけれど、ダンナ相手だと切り上げが早い。)が、もう少し暖かくなったら、また長い長い散歩が復活するんでしょうか。
(ー'`ー ; )
こちらは、茨城県警の小型の警察犬たちの任命のニュースです。
記事にある「秘匿性」は最初何のことかと思いましたが、小型犬は警察犬と身バレしないで捜索出来る、ということなんですね。
小さな警察犬 活躍 高い「秘匿性」長所 茨城県警、今年6頭任命 茨城新聞クロスアイ(以下、画像も転載)
小さな警察犬 活躍 高い「秘匿性」長所 茨城県警、今年6頭任命
2024年2月3日(土)
今年任命されたトイプードルなどの嘱託警察犬=水戸市笠原町
茨城県内で小・中型の嘱託警察犬が活躍している。警察犬はシェパードなど大型犬種が一般的だが、県警は今年、主に小・中型の6頭を任命。捜索中に警察犬と気付かれにくい「秘匿性」が最大の長所で、家族が周囲に知られたくない場合の捜索などで出動している。
日本警察犬協会は、シェパードやドーベルマン、ゴールデンレトリバーなど主に大型の7犬種について、警察犬に適正がある「指定犬種」に定めている。
嘱託警察犬制度を導入する県警は2015年の試験から、「より優秀な警察犬を採用するため」(鑑識課)、全犬種を受験可能とした。ただし試験内容は全く同じで、体格差による優遇はない。同年の試験ではトイプードル1頭が合格した。
その後は指定犬種以外の嘱託警察犬が増加傾向。同課は「意図的に増やしているわけではないが、指定犬種以外でも優秀な警察犬が増えてきた」と説明する。
同課によると、小型犬は地面と鼻の位置が近いため薄いにおいを嗅ぎ分けたり、小さな遺留品を見つけたりできる。
中でも、最大の長所は高い秘匿性だ。近年はシェパードなど一目で警察犬と分かる犬種が捜索活動に従事していると、物珍しさから交流サイト(SNS)に投稿されるリスクがあったり、事件の被害者などを特定される恐れもあったりする。ペットとして飼う犬種の場合、投稿や特定の可能性を低く抑えられるという。
警察犬指導士歴30年以上の鈴木博房さん(73)=同県東海村=によると、近年は認知症の高齢者や自殺願望のある10〜30代の捜索依頼が増加。こうした捜索の依頼者は、家族の行方不明について周囲に知られることを嫌がる傾向があるといい、鈴木さんは「秘匿性を求められる事案が年々増えている」と話す。
3頭のトイプードルを嘱託警察犬に育て上げた鈴木さんの下には、警察犬を所有する他府県警などから「小型の警察犬を育てたい」と指導法を学びに訪れているという。
全国では、ミニチュアダックスやミニチュアシュナウザーの嘱託警察犬も誕生しており、鈴木さんは「ここ数年で、全国的にも小型警察犬のニーズが広がっていると感じる」と話している。
アニコムさんが能登半島地震で迷子になっている、ペットの捜索を支援するとのことです。
能登半島地震により迷子になっているペットの捜索を支援いたします。
— 【公式】アニコム | ペット保険(だけじゃない) (@anicom_inc) January 5, 2024
下記の地域にお住まいの方は、ペット保険のご契約有無に関わらず、迷子捜索サービスをご利用いただけます。〈対象地域〉新潟県、富山県、石川県、福井県
ご利用方法など詳しくはこちらをご覧ください▼https://t.co/cncF6SI2N3 pic.twitter.com/phOuK4fOZu
こちらは、能登半島地震の被災地で捜索作業に当たった、コーギー(ペンブロークではなくて、尻尾のあるカーディガンでした。)の「ヒルネ」ちゃんの記事です。
能登半島地震では大型の災害救助犬だけでなく、コーギー他の中型犬も捜索に参加していましたが、狭い隙間に入ることの出来る中型犬は、小回りのきく機動力に期待が集まっているようです。
画像を見たら、ジャックラッセルテリアと思しき災害救助犬も居るようなので、今後は大型犬との共同作業が増えるのではないでしょうか。
能登地震で活躍する災害救助犬、その能力とは 6歳コーギー「ヒルネ」は安否確認に貢献 京都新聞/Yahoo!ニュース(以下、画像も転載)
能登地震で活躍する災害救助犬、その能力とは 6歳コーギー「ヒルネ」は安否確認に貢献
2/3(土) 18:32配信
京都新聞
能登半島地震の捜索活動に加わった災害救助犬のヒルネ(滋賀県竜王町岡屋・栗東ドッグスクール)
災害現場でわずかなにおいを手がかりに生存者などを見つけ出す「災害救助犬」。能登半島地震でも多くの犬が被災地に入り、行方不明者の捜索に当たった。ハンドラー(指導手)として同行した栗東ドッグスクール(滋賀県竜王町岡屋)のトレーナー高畑伊津香さん(58)が取材に応じ、現地の状況を語った。
【写真】倒壊家屋で行方不明者を捜索するヒルネ
■「人を探す能力」だけじゃない
災害救助犬の認定を行うジャパンケネルクラブ(JKC)から出動要請があったのは、1月2日夕方。高畑さんは、竜王町内で飼い主と暮らすコーギーのヒルネ(雌、6歳)を連れて行くことを決めた。
日付が変わる頃、長浜市内で近隣県の災害救助犬と合流し、石川県珠洲市に向かった。広島の土砂災害や熊本地震の現場に出動した経験もある高畑さんだが、そこかしこが陥没した道路の状況にショックを受けた。
自衛隊の車両に先導され、珠洲市役所に到着したのは3日午前10時ごろ。市役所は混乱を極め、情報も入り乱れていたが、隣接する輪島市で救助犬が少ないことが分かり、同市を目指すことにした。
「少しでも早く」という思いだったが、輪島に入るのにも5、6時間かかったという。捜索活動を開始したのは4日朝。「どこから手を付けたらいいか分からない状態だった」という。関東から駆け付けた救助犬と合流し、二手に分かれて捜索した。
JKCが認定し、有事の際に出動可能な救助犬は、昨年4月時点で125頭。一握りの犬しか認定されない。大きな音や煙に驚かないこと、不安定な場所にも拒否せず入れること、消防隊員や自衛隊員など多人数のにおいに惑わされないこと、リードを付けない状態でコントロールできることなど、求められる能力は多い。
「人を捜す能力だけに優れていてもいけない。人の命がかかっているので、現場に出るとなったら中途半端ではいけない。認定試験はかなり難しい」(高畑さん)
もともと競技犬だったヒルネは、元気で訓練にも意欲的。数々の賞を獲得し、飼い主はさらに何かさせてあげようと考え、災害救助犬を目指すことにした。京都府京丹波町の施設で訓練を重ね、約2年前に合格した。今回が初めての出動。飼い主は「頑張っておいで」と快く送り出してくれたという。
■被災地でも訓練通りの活動
最初に訪れたのは山手にある一軒家。土砂崩れに巻き込まれ、消防隊員からは「二次災害の危険がある」と言われた。余震が続き、積雪で足場も悪い状態。携帯電話はおろか、消防無線も通じない。救助犬たちは待機していたが、離れた場所から消防隊員が声をかけることしかできなかった。後日、この現場から遺体が見つかったことを報道で知ったという。
続いて、市街地の民宿を捜索した。宿泊客の安否が確認できない状態で、屋根に上がった大型犬が反応を示した。消防隊員がこじ開けた隙間からヒルネたちが入ったところ、携帯電話や所持品が見つかった。これらを手がかりに、持ち主が避難して無事だったことが確認できた。
高畑さんは「現場は訓練とは全然違う。でも、訓練が重要ということは現場に行ったらよく分かる」と振り返り、訓練通りに活動できたヒルネをねぎらった。
いつどこで起きるか分からない災害に備え、ドッグトレーナーとして愛犬家に訴えたいことがあるという。「いざ同行避難することになった時のために、『ハウス』(ケージなどでおとなしくする指示)は必ず練習しておいてほしい」