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三重のサイトハウンドレスキューは、犬たちが保護団体に引き取られ、一段落ついたようです。
あちこちから助っ人ボランティアが駆けつけ、犬たちのシャンプーやトリミングをして下さったそうですが…、人を信じていない犬たちはかなり抵抗したのではと思います。
ペット里親会通信を見たら、先日同じブリーダー廃業で保護された牡のアルフィーくんが、シャンプーをしてもらいきれいな姿になっていましたが、春先のウルフハウンド(4頭)たちといい、ブリーダー遺棄犬はなぜ悲惨なコンディションの犬ばかりなのか…。
その犬種が好きで始めたブリーディングじゃないの?と、相手を詰問したくなりますね。
何より、犬たちが可哀想過ぎて泣けます。 (´;ω;`)ウッ…

さて。
こちらは既視感が有り過ぎる、中国産ジャーキーによるアメリカの犬の大量死です。
(過去記事はこのへんからどうぞ。北米産のペットフードで、ペットの腎機能障害と相次ぐ死?
7年前のペット大量死の原因はメラミン(赤ちゃん用ミルクにもメラミンが混入し、数万人単位での腎臓被害が発生、更に死亡者まで出てしまいました。)ということになっていましたが、今回は一体何が原因なんでしょう?
まだ具体的なブランド名が出ていないようなので、今のところは「中国産ジャーキー」はなるべく避ける(…というより、2007年のドッグフード禍を知っていたら、間違っても買おうとは思わないでしょう@中国産ジャーキー。)としか言いようがないのですが、発覚から時間が経っているのにあまり詳しい情報が出てきませんね。( ̄~ ̄;) ウーン
(死因の6割が胃腸の疾患ということは、メラミン以上の毒物か何かが紛れ込んでいたんでしょうか。)

中国産ジャーキーが原因? 米で犬1千匹死亡 朝日新聞デジタル(以下、転載)

中国産ジャーキーが原因? 米で犬1千匹死亡
ワシントン=小林哲2014年6月30日05時12分

 米国でペット用ジャーキーを食べた犬が体調を崩したり、死んだりする被害が相次いでいる。製品に含まれる中国産の原料が関係しているとみられるが、複数のメーカー製で被害がでており、症状にもばらつきが多く、なぞが多い。米食品医薬品局(FDA)は、原因解明を急ぐとともに、むやみに与えないよう飼い主に注意を呼びかけている。

 米議会の公聴会で17日に証言したFDAのフォーファ副部長によると、ジャーキーによる被害は2007年から出始め、今年5月までに4800件の届け出があった。犬5600匹以上が食後に吐いたり、下痢をしたりして1千匹以上が死んだ。6割は胃腸の疾患、3割は腎臓や膀胱(ぼうこう)に異常があった。