北海道や北東北から続々と初雪の便りが届く中、東北の南端福島県でも雪予報が出ました。(画像)
深夜の雪だるまマークなので、おそらく積もるほどではなく、風花程度で終わるんじゃないかと思いますが、一気に季節が進み過ぎて焦っています。
つい数日前の昼の散歩では、陽射しが強過ぎて犬ははぁはぁ、人も汗だくになっていたのに、二、三日後には「雪」ですよ。
先週のブログに、「雪虫を見かけたら、一、二週間で初雪が降る」と書きましたが、雪虫のジンクス当たり過ぎなのでは。(滝汗)
気温も一夜で10数℃下がってしまい、今日は人も犬も完全な冬支度してますが、今夜はもっと冷え込むんだろうなぁ。(ー'`ー ; )
こちらは、就寝中に民家に忍び込んだクマが、米びつを荒らした怖いニュースです。
今年の東北は、ほぼ毎日のようにクマ出没&被害ニュースが流れていますが、人を怖がらないアーバンベアがそれだけ増えているということなんでしょうか。(滝汗)
柳津の民家にクマ出没か 米びつ荒らされた形跡 福島民友新聞社/みんゆうnet(以下、転載)
柳津の民家にクマ出没か 米びつ荒らされた形跡
2023年11月12日 07時40分
11日午前8時30分ごろ、福島県柳津町小椿字家ノ前乙の80代女性から「自宅のガラス戸が割られ、室内の米びつが荒らされている」と町役場を通じて会津坂下署に通報があった。同署によると現場にはクマの足跡があり、クマによる被害とみられる。けが人はいなかった。
同署によると、女性は夫と2人暮らし。就寝中にクマが出没したとみられる。同日午前6時に起床した女性が荒らされた形跡を発見した。現場は山間部にある集落で、ほかに被害などは確認されていないという。
犬猫熱中症週間予報が終了しましたが、引き続きアニコムさんのペット情報をご紹介していきます。
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こちらは、犬を飼うことで認知症のリスクが40%〜下がるという、犬飼いにとっての大朗報です。
もちろんただ犬を飼う、だけでなく、ちゃんと散歩に行ったりしてお世話した場合(うちに居る犬を、ただかまっているだけでは効果なし。)だそうですが、認知症医療薬の効果が30%なので、犬を飼って毎日面倒を見るだけで認知症のリスクが下がるのなら、頑張ろうという飼い主さんが多いのではないでしょうか。
【話題の学術論文】「犬を飼う人は認知症リスクが40%下がる」筆頭著者に訊いてわかった「猫の飼育」との大きな違い マネーポストWEB(以下、画像も転載)
2023.11.12 11:00マネーポストWEB
【話題の学術論文】「犬を飼う人は認知症リスクが40%下がる」筆頭著者に訊いてわかった「猫の飼育」との大きな違い
なぜ犬を飼うと、認知症のリスクが下がるのか(写真:イメージマート)
世の中には犬派と猫派がいて、それぞれが犬や猫の素晴らしさを語り、ときに争いになったりするが、この件については犬派に軍配が上がりそうだ。
今年10月、「犬を飼っている人は、飼っていない人と比較して、認知症になるリスクが40%低い」とする学術論文が発表された。米医学誌『Preventive Medicine Reports(予防医学レポート)』12月号に掲載された研究(*)で、1万1194人の高齢者(平均年齢74.2歳)を対象に、犬・猫の飼育と認知症との関係を調査した結果だという。一方、猫については認知症のリスク低減は2%で、ほとんど効果がなかった。
【*:「Protective effects of dog ownership against the onset of disabling dementia in older community-dwelling Japanese: A longitudinal study(日本人高齢者の認知症発症に対する犬飼育の保護効果 縦断的研究)」】
なぜ犬を飼うと、認知症のリスクが下がるのか。低減効果のない猫の飼育と比較すれば、おのずと理由が浮かび上がってくる。犬の飼育と猫の飼育の大きな違いは、「散歩」に連れて行くかどうかである。
論文の筆頭著者で、国立環境研究所の谷口優・主任研究員(環境リスク・健康領域)はこう説明する。
「日常的な運動習慣や社会参加は、認知症に限らず、フレイル(加齢により心身が老い衰えた状態)や要介護になるリスクが低いことは、以前からよく知られています。しかし、毎日のウォーキングを習慣づけたり、普段から近所付き合いをしていないのに人と交流をしたりするのは、意外に難しいものです。
犬を飼っていると、雨が降ろうが雪が降ろうが、毎日散歩に連れて行く必要があり、毎日犬を連れて散歩していると、同じ犬連れの人に会い、自然に挨拶を交わし、“犬友達”になったりします。つまり、犬を飼うと、半ば強制的に運動習慣ができ、社会的な孤立を避けられるようになることが多いのです」
犬を飼った経験のある人ならわかるかもしれないが、猫に比べると犬を飼うのは手間がかかり、生活も犬中心になりがちだが、その大変さを強いられることにより認知症予防になるというわけだ。
犬の飼育で約60%も認知症リスクが下がるケースも(イメージ)
■「世話をしない飼い主」に効果はなし
ただ、認知症リスクを40%低減するというのは、ざっくりと「犬を飼っている人」と「飼っていない人」を比較した結果で、なかには、飼っているといっても、家族に世話をすべて任せて、「カワイイ、カワイイ」と頭を撫でているだけの人もいる。そういう人でも認知症リスクが下がるのかというと、この論の流れからすると、やはり疑問が残る。
そこで、この研究では、犬との関わり方による健康効果の差を調べるために、犬の飼育に加えて「日常的な運動習慣」と「社会的孤立」を組み合わせた解析もしている。
その結果、犬を飼っていて運動習慣のある人は、認知症リスクが63%も低減していて、犬を飼っていて社会的に孤立のない人は59%も低減していた。犬の世話を通じた散歩や社会との繋がりにより、認知症リスクがおおよそ60%も低減していたというのだ。一方、飼ってはいても世話は人任せの人の場合、リスク低減効果はほとんど見られなかったという。犬は世話してナンボで、散歩に連れて行かないのなら、健康効果は得られないということだ。
しかし、この研究結果はそのまま受け止めていいものか。犬が好きで実際に飼おうとする人はもともとアクティブで、認知症になりくい人であるというだけで、実は因果関係が逆という可能性はないのだろうか。
「年齢や性別、家族構成、所得、心身機能といった犬の飼育者が持つ特徴を調べ、これらの影響を考慮した統計解析手法により、犬の飼育の有無による認知症発症リスクを比較しています。つまり、犬飼育者の背景要因が同じだった場合でも、犬の飼育者のリスクが低くなることを意味しています。
ただ、今回の研究では、犬を可愛がる気持ちや愛情の大きさを測ることができていないため、犬の飼育と認知症発症との間にあるメカニズムを解き明かすには、今後更なる研究が必要です」(谷口氏)
それにしても、おおよそ60%も認知症リスクが下がるというのは、劇的な効果と言っていいだろう。認知症の進行を約30%遅らせると謳う認知症治療薬が、先ごろ日本で承認されたが、犬を飼うほうが効果が高いのではないか。
「比較対象が異なるので、一概にどちらが効果が高いとは言えませんが、犬を飼う効果は非常に大きいということは言えます」(谷口氏)
■「飼い主が先に逝ってしまったら…」の不安への対処法は
ただ、高齢者の場合、認知症予防になるからといって、おいそれと犬を飼えないのが現実だ。犬の平均寿命は14.76歳にまで伸びているので(ペットフード協会2022年調べ)、自分が先に寿命を迎えて犬の引き取り手がないと、犬が不幸になると躊躇する人は多い。
高齢者が新たに犬を飼う場合の、そうした不安を軽減する方法もある。殺処分を待つ犬や、虐待、飼育放棄された犬などを保護している保護団体から、里親として成犬の保護犬を譲り受けるという方法だ。NPO法人ペットライフネットの吉本由美子代表はこう語る。
「高齢者でも子犬から飼いたがる人が多いですが、しつけも含めて子犬の飼育は、体力的にも精神的にも非常に負担が大きいことを知ってほしい。保護犬であれば、しつけが終わって落ち着いた成犬を選ぶことができ、残された寿命も子犬と比べると短い。また、多くの保護団体では、飼い主に万が一のことがあったり、さまざまな事情で飼えなくなったりした際に、犬を引き取ってくれると思います。その際は飼育にかかる費用のいくばくかを寄付されると良いと思います」
引き取り手がみつからなければ、多くの保護団体は、引き取って新たな譲渡先を探してくれるという。ただ、問題が1つある。
「自治体によっては譲渡先の条件に年齢があり、たとえば、東京都では60歳以下の方でないと譲渡できません。しかし、この条件は厳しすぎて、保護団体では犬が溢れかえっています。大阪府や京都府では年齢制限が撤廃されていますし、後見人を立てれば高齢者でも飼える自治体もあります。ですから、お住まいの自治体に確認してください」(吉本氏)
犬の飼育にこれほど認知症予防効果があるのなら、介護費や医療費の削減にもつながるはずで、国が支援する制度を作ってもいいのではないか。(了)
取材・文/清水典之(フリーライター)